病院営業用リストを探している人必見!自力で作る?業者から買う?コスパ徹底比較

テレアポやDM送付など病院営業をはじめる際に必ず必要になる病院リスト。
急ぎで手に入れたい、なるべく費用はかけたくない、手間はかけたくないなど、環境によって自力で作るか購入するか悩みますよね。

本記事では、病院営業用リストを探している方に向けて自力でつくる場合と業者から購入する場合のコスパを解説します!

病院営業用のリストとは?

営業に必要なリスト基本4項目

病院営業用リストに必要な項目

病院営業も一般企業へ営業する時と変わらず、テレアポを行ったり、DMを送ったりする「営業するためのリスト」です。
主に必要になる項目は医療機関名、開設者名、管理者名、住所、電話番号がリストの基本です。

特に病院営業で効率的な営業を行うために有益な情報は、これにプラスして、医師数、病床数、診療科目があると良いでしょう。

さらに営業の精度が上がるリスト3項目

病院営業用リストに必要な項目

病院リストの入手方法は大きく分けて2つ

次に、病院データベース・リストの入手方法を比較していきます。
入手方法は自社内のスタッフが自力で作成する方法と、販売業者から購入の2つです。
自力でリストを作成するのと、購入するのとでは、どちらが生産性が高いと言えるか詳しく見ていきましょう。

自力(自社)で作る場合

①必要なデータを厚生局のホームページからダウンロードする

病院リストとして必要な医療機関名、電話番号、住所などの基本情報は、全国に8つある厚生局のホームページからダウンロード(Excel形式)する事ができます。
ほとんどの厚生局では、管轄の都道府県のエクセルファイルをZIPファイルでひとつにまとめられていて、ZIPファイルは医科、歯科、薬局に分かれています。

「それなら、自分でできそう!」と思われた方もいるかと思いますが、
実際にやってみると、データをダウンロードできるページを見つけるのも一苦労です。
インターネットで「病院 一覧」「病院 リスト」などのキーワードで検索してもヒットしません。

関東厚生局を例にすると、ページタイトルが「保険医療機関・保険薬局の指定等一覧及び保険医・保険薬剤師の新規登録一覧」となっており、一般的に使われる「病院」「診療所」「クリニック」という言葉は使われていません。
また、厚生局毎にサイトの構成が異なり、「保険医療機関・保険薬局の指定等一覧」がある場所にきまりはなく、手間をかけて厚生局ごとに探すことになります。

②ダウンロードしたファイルをひとつにまとめる

次に、ダウンロードしたエクセルファイルを一覧リスト化します。
リスト化する作業手順は様々ありますが、弊社が行っている主な手順は以下になります。

・項目別に整理し一覧化する
47都道府県分の医科・歯科・薬局 合計141ファイル ひとつひとつを開き、情報を項目別に1医療機関1行に整理する

・全国版として一つのファイルにまとめる
医科・歯科・薬局 47都道府県分 ひとつひとつを開き、1個のファイルに集約する


・医療機関番号の表記を揃える
7桁の医療機関番号が載っていますが、区切りが揃っていないため区切りを統一します。
〈例〉東京都:01,1004,9  宮城県:0211312 沖縄県:01・1110・7
※弊社では、東京都の表記にあわせています。


・文字化けを修正する
主に個人名、開設者名・管理者名に多く、現時点で400件ほど発見しています。


・郵便番号、電話番号を補完する
番号が不完全・空欄などが毎月数百件あります。
該当医療機関のホームページを検索し郵便番号・電話番号や補完しています。
※開通確認はしておりません。

・病床数の合計数を表す列を作成する
基データにある、「病床数(一般)」「病床数(感染)」など種類別に病床数を利用して、病床数(合計)の列を加えます。

この作業を経て、やっと「病院営業リストの原型」となる「病院リスト」が完成します。

自力で病院リストを作る場合にかかる時間と費用(概算)

時間費用(人件費)
PCスキル初心者レベル  1か月
プログラマーレベル    1~2週間
20万以上

非常に非効率で再現性に欠ける方法ですが、コピペでも作ることができるので、自力でリストを作る場合の作業時間は、作業する人のPCスキルにより大きく変わります。
最もアナログな方法で、ファイルをダウンロードして、数百のファイルから項目別にコピペしていくと1か月はゆうにかかるのではないでしょうか。

社内SEのような人がいて、RPAやExcelマクロなどを使い、ダウンロードの自動化・ファイルの一覧化を機械的にできる場合であっても、開発に1~2週間はかかると思います。
なぜなら、全国に病院・診療所は10万件近くあり、扱う件数が膨大であり、ファイルの中身も似通った点はあっても完全に一致したフォーマットに入力されているわけではないからです。

ここで忘れてはいけないことは、自社でやる作業にも人件費がかかっているという点です。
コピペで1か月、機械化で1~2週間となると、人件費は最低でも20万以上になるのではないでしょうか。毎月やるとなると、さらに増えていきます。

購入する場合

病院リストをどこから購入するかを選ぶ

では次に、病院リストを販売する企業から購入する時の注目ポイントを説明します。

・鮮度
厚生局の更新は、基本的には月に一回。それに合わせて更新されているのが理想的でしょう。
病院は飲食店やコンビニなどと異なり、変化が少ないイメージがあるかと思いますが、そうでもありません。
毎月約500件(弊社調べ)ほど新規開業・閉業・統廃合など、何らかの動きがあります。
特に、新規開業の医療機関はリードにつながりやすく、新鮮なリストを使うことが有益な営業活動に繋がります。

・正確性
情報基は、厚生労働省や厚生局といった公的機関が◎


・信頼性
正確性と同じですが、情報基は厚生労働省や厚生局といった公的機関であることと、
「営業リスト」として使う人の視点が反映されているかも重要だと思います。
言い換えると、「病院リスト」を「営業リスト」として使ったことがあるかないかです。
単に機械的にリスト化した「病院リスト」では、目検でないと発見できない文字化けや明らかな間違いが修正されていない為、「営業リスト」として使うには不十分ではないでしょうか。


・加工のしやすさ
多くの人が普段から使い慣れているExcel形式で納品されることが理想的でしょう。
Excelの機能を使って、病床数や診療科目で絞り込んだりすることができます。


・価格
自社で作成した場合のコストと比較して妥当な価格かを見極めましょう。

リストを購入する場合にかかる時間と費用(概算)

時間費用
3日~3か月約25万円~数百万円(全国版)
※弊社調べ

弊社の場合、医療機関名・電話番号・住所・管理者名(主に理事長)・病床数・診療科目などを一覧化した基本情報の納品は、ご入金頂いてから即日~1週間以内に納品しています。
医療機関リストの購入をご検討中の方はこちら

購入するまでの意思決定は、お問い合わせから早い企業様で3日ほど、長い企業様で3か月ほどかかっています。
見積を何件からもらうか、社内の稟議システムなどにより違いが生じるかと思いますが、必要となる日付から逆算して早めに発注準備を進めておきましょう。

まとめ

病院リストを入手するには、自力で厚生局のホームページからダウンロードして一覧化する方法と、既に一覧化されたものを販売している企業から購入する。

自社で作るなら1週間から1か月、値段(人件費)は最低でも20万円ほど。
購入する場合は、即日手に入れることも可能、値段は約25万円~数百万円と幅広い。
自社で作る場合もコストとして捉えて比較検討しましょう!

病院リストの入手、更新にお困りでしたらお気軽にご相談ください。

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